韓国グルメやフルーツが好きな方にぜひ知ってほしいフルーツ「チャメ(참외)」。
韓国ではおなじみの夏の定番フルーツで、黄色い外皮に白い縞模様が特徴のウリ科の果物。
見た目は黄色くて小さなスイカのようですが、その食べやすさと上品な甘さで韓国では大人気です。
今回は、日本でも入手できるようになってきたチャメを実際に食べてみた感想を交えながら、チャメの特徴や切り方、食べ方のバリエーションまでたっぷりご紹介します。
チャメは黄色い皮に白い線が特徴の韓国フルーツ

チャメは韓国語で「참외」と書き、日本語では「韓国マクワウリ」とも呼ばれる果物。
見た目は黄色のボディに白い縦縞が入っていて、まるでファッションアイテムのような可愛らしさ。
一見すると“瓜かな?”と思ってしまいますが、瓜のような青臭さや苦みはまったくありません。
実際に手に取ってみると、ころんとしたサイズ感で可愛らしく、ずっしりとした重みもあります。
これだけで「なんだか美味しそう」と思わせる不思議な魅力があります。
チャメの中身はメロンのような果肉と食べやすい種

包丁でチャメを半分にカットしてみると──
中はまるでメロンのような淡いクリーム色の果肉。中央にはやわらかい種が詰まっています。

種はスイカのように硬くなく、気にならなければそのまま一緒に食べることも可能なので、
種ごと輪切りにしたり、メロンのように8等分にしたりと、お好みの形にカットすればOKです。
「種を食べるのはちょっと…」という方は、スプーンですくえば簡単に取り除けます。
果肉はシャクッと歯ごたえがありながらもみずみずしく、ほのかな甘さがじんわり広がります。
ひと口目で「えっ…なにこれ美味しい!」と感じるくらい、想像をはるかに超えるやさしい味でした。
チャメはシャクシャクと爽やかな甘さがクセになる

チャメのいちばんの魅力は、シャクシャクした心地よい食感と、すっきりとした甘さ。
メロンや梨に近い味わいですが、どちらとも違う、チャメならではの軽やかさがあります。
甘すぎないので、冷やしておけばいくらでも食べられそうな爽やかさ。
くどさゼロで、後味はスッキリ。夏バテ気味の時でも、すっと喉を通るやさしい美味しさです。
チャメはヨーグルトに加えても相性抜群

チャメはそのままでももちろん美味しいですが、ヨーグルトに混ぜると驚くほど相性が良いんです。
プレーンヨーグルトにチャメをカットして入れるだけで、あっという間に韓国風のスイーツに。
シャクッとした食感とヨーグルトのまろやかな酸味が見事にマッチして、自然な甘さが引き立ちます。
朝食やおやつにもぴったりで、罪悪感なく食べられるのもうれしいポイント。
チャメは日本でも手に入る夏限定のレアフルーツ

「でも、チャメってどこで買えるの?」と思った方へ。
最近では、新大久保や鶴橋などのコリアンタウンはもちろん、ネット通販でも購入できるようになってきました。
時期は6月〜8月ごろ。数量が限られているため、見かけたら即ゲットが鉄則です。
ちなみに私は『イオン』で見つけて購入しました。
買う際は、表面にハリがあり、白い縞模様がくっきりしていて、手に持ったときにずっしりと重みを感じるものを選ぶのがおすすめです。
楽天市場でも購入できます↓
チャメは“夏に一度は食べてほしい”隠れた名フルーツ

チャメはまだまだ日本ではマイナーな存在かもしれません。
でも、食べてみた人は口を揃えて「もっと早く知りたかった!」と言う、まさに隠れた名フルーツ。
- フルーツ好きな人
- 韓国グルメが好きな人
- メロンや梨が好きだけど、ちょっと違ったフルーツが食べたい人
- 夏バテしがちな時にさっぱりしたものが欲しい人
こんな方には、ぜひ一度チャメを食べてみていただきたいです。
そのままでも、ヨーグルトに入れても。手間いらずで、冷やすだけで幸せになれるフルーツです。
冷やしたチャメで、ひと夏の涼やかな贅沢を

この夏、まだ食べたことがないなら──ぜひ一度、チャメを試してみてください。
コンビニやスーパーではなかなか手に入りませんが、出会えたら「ラッキー」なくらいの感覚で楽しんでください。
きっとあなたも、ひと口食べた瞬間、チャメの虜になりますよ。
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