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洗濯物に付いていた緑色のつぶつぶの正体は・・・

豆知識
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洗濯物に緑色の粒を発見!

洗濯物を取り込んでいたら、直径1mmくらいの鮮やかな淡い緑色の粒が12個付着しているのを発見!
初めて見る薄い黄緑色の物体に戸惑いながらまず思ったのは、
乾燥して縮んだジェルボール?ビーズ??洗剤の溶け残り???
いやいや、今使っているのは、液体洗剤。
しかもこんなにきれいに並んでくっついている。
もしかして、何かの卵?
虫の卵である可能性を考えてトイレに流そうと思ったので、トイレットペーパーでつまんで取り除いてみた。
感触は硬くてプラスチックみたいな感じ。
卵ならもっと柔らかいよね?と思いながら、潰すのは怖いのでそのままトイレに。。

緑色の球体の正体は・・・

気になったので調べてみたところ、どうやら緑色のツブツブの正体は【カメムシの卵】らしい。
成虫と違って臭くはなく、トイレットペーパーでつまんだらすぐに取れました。

洗濯物を取り込む時に、花粉などが少しでも落ちれば、と、バサバサッとはたいてから取り込むのですが、カメムシのたまごは落ちることなくしっかりとくっついていました。
まぁ、カメムシもはたいたくらいじゃ落ちないと思いますが。汗
そう言えば、以前、夜中にブーンと羽音がして飛び起きて、明かりをつけて部屋を見まわしたら、カメムシが白い壁に張り付いていたことがあったっけ。。。

気になったので調べてみた!

カメムシや、薄い黄緑色の卵について、調べてわかったことを整理しておきます。

カメムシについて

◆カメムシとは

カメムシは多様な種が存在し、世界中に広く分布している昆虫です。カメムシ科(Pentatomidae)はその一部で、日本にも多くの種類が生息しています。

◆カメムシの基本習性

カメムシは臭腺から独特の強烈な臭いを発して、捕食者から身を守る手段としています。
特に、驚かされたり、攻撃されたときにこの臭いを発します。

カメムシは植物の汁を吸う「植食性」と、小さな昆虫などを捕食する「肉食性」に大別されます。
アオクサカメムシ(Nezara viridula)など、多くのカメムシは植食性で、特に果実や野菜などの汁を吸って生きているため、農作物に被害を与える害虫ですが、一方、肉食性のカメムシは、農業害虫を捕食するため、益虫とされることもあります。

カメムシは、季節や気候に応じて行動範囲を変え、森林、草原、農地、さらには都市部にも生息し、多様な環境に適応しています。
温暖な季節には活動が活発になり、寒くなると建物の隙間などに入り込んで越冬することもあります。

◆カメムシの産卵・孵化

カメムシは主に植物の葉裏や茎、果実の表面など、卵や孵化した幼虫が容易に食物を得られる環境に産卵します。卵は通常、きれいに並んだ塊状に産み付けられます。
卵は小さく、白や黄緑色をしていることが多く、産卵数は種や環境条件によって異なりますが、一度に数十個から数百個産むことができます。
卵は気温や湿度に依存して数日から数週間で孵化します。孵化した幼虫は、親の姿に似てはいますが、翅(はね)が未発達であり、「若虫」と呼ばれます。若虫は数回の脱皮を経て成虫となり、完全な翅と繁殖能力を持つようになります。

カメムシの卵や幼虫は、寄生バチや捕食性昆虫、鳥類などの天敵の標的となることが多いようですが、隠れる場所を工夫したり、臭腺による臭いで防御して生き延びます。

◆洗濯物に卵が付いた場合の対処法

カメムシは、温暖な環境を好み、光に引き寄せられる習性もあるため、太陽の光でぽかぽかになった白や薄い色の洗濯物は産卵するのに好ましい環境になります。
また、洗濯物は、雨を避けて干されるため、雨や風から卵を守ることもできるのですね。

卵を産み付けられてしまったら、ティッシュで取り除くか、使い捨てのビニール手袋を使って削ぐように駆除します。駆除後はしっかりと手を洗いましょう。

卵が付着していた洗濯物は、卵の残留物やカメムシが付けた臭いを取り除くためにも、再度洗濯をすることをお勧めします。

今回は白い洗濯物の表面だったので見つけられたけれど、洗濯物の内側に産み付けることもあるらしいので、白い洗濯物は特に透かして確認するようにしています。
もしも、内側に卵が付いていて、知らずに取り込んでタンスにしまっていたら・・・と思うと考えるのも怖いですね。。。

◆カメムシの対策

1.カメムシが嫌がる匂いを利用する
エッセンシャルオイルスプレーを窓や網戸、ドア周り、洗濯物の周辺に噴霧します。
ハッカ、ペパーミントオイル、ニームオイル、ティーツリーオイル、ラベンダーオイルは、スプレーボトルにいずれかのオイルを数滴加えて、ボトルをよく振って混ぜ合わせるだけで簡単に作れます。

庭やベランダにペパーミントやラベンダーのプランツを植えることも効果的です。これにより、自然な方法でカメムシを忌避することができます。

また、コーヒースプレーもカメムシの忌避剤として効き目があるようです。
独特な強い香りと苦み、そしてカフェインはカメムシの中枢神経に作用するそうです。

ハッカ油
カメムシはミント系の匂いを嫌いますが、ハッカ油は成分のメントールの含有量がペパーミントの1.5倍以上多く含まれているそうです。香りの好みに合わせて選んでみるのもいいですね。
ペパーミントオイル
ペパーミントオイルの強い香りは、カメムシを遠ざける効果があります。カメムシはこの匂いを非常に嫌がるため、効果的な忌避剤として利用できます。
ニームオイル
ニームオイルには防虫効果があり、カメムシを含む多くの害虫に対して忌避効果があります。ニームに含まれる成分がカメムシにとって不快であるため、これを利用することでカメムシの侵入を防ぐことができます。
ティーツリーオイル
ティーツリーオイルもカメムシにとって不快な匂いです。このオイルは抗菌効果もあるため、カメムシの忌避だけでなく、他の害虫や菌に対しても効果があります。
ラベンダーオイル
ラベンダーの香りは、人間にとっては心地よいですが、カメムシにとっては不快です。ラベンダーのエッセンシャルオイルや乾燥したラベンダーを利用することで、カメムシを寄せ付けないようにすることができます。
ガーリック
ガーリックの強い匂いもカメムシには効果的です。ガーリックを水に浸してスプレーを作り、これを使用することでカメムシを遠ざけることができます。乾燥したガーリックを小さな袋に入れ、家の周囲や洗濯物を干す場所に設置することでカメムシを遠ざけることができます。
コーヒー
濃いめに淹れたコーヒー(インスタントコーヒーでもOK)を冷ましてから、同量の水で薄めて、スプレーボトルに入れて吹きかけるだけ。
コーヒーがら(コーヒーのかす)は庭や植物の周りに適量を撒くと、カメムシだけでなく、蚊やアリ、ゴキブリやナメクジなどの害虫の侵入を防いでくれます。
*多用すると土壌の酸性度が高くなり、植物に影響を及ぼす可能性があるため、適切な量を守ることが大切です。

2.カメムシ忌避剤を使う
上記のような自然な方法では効き目が甘いと感じる方は、カメムシに対応した虫よけスプレーなどの忌避剤を使うのもいいと思います。

忌避剤のオススメはこちら

気になる場所に置くだけカンタン!独特のくさいニオイのカメムシを寄せ付けない忌避剤です。
主な原料は天然の植物から抽出した12種類の成分。
植物が害虫など外敵から身を守る為に持っている抵抗成分を抽出し、ブレンドする事で忌避効果を発揮します。
ゲルタイプなのでこぼれる心配も無く、火を使わないので、お子様やペットがいる部屋でも安心してご使用いただけます。
付属のフックを使えば、引っかけて使用することもできます。
※本品は虫の侵入防止を100%保障するものではありません。(サイト説明より引用)

ハッカの香りでカメムシを寄せ付けない!
気になる場所に置くだけ簡単!
殺虫成分・ディート不使用・科学・農薬成分不使用なのでお子様やペットにも安心です。(サイト説明より引用)

3.防虫対策をして、見つけたら捕獲・駆除をする
窓やドアの隙間をしっかりと塞ぐことが重要です。特に秋口には、カメムシが冬を越すために建物内に侵入しようとすることがありますので注意します。
カメムシを見つけたら、捕獲して屋外に逃がすか、駆除する方法もあります。ただし、カメムシは防御のために臭いを発するので、取り扱いにはくれぐれもご注意下さいね。

ちなみに、カメムシは自身から発する分泌液から身を守るため、体表が厚く、殺虫剤はあまり効かないそうです。殺虫剤を使うのであれば、カメムシが臭いを出す前に瞬間冷凍してしまうスプレーが有効なようです。

駆除・殺虫剤のオススメはこちら

効果抜群、最高!、買ってよかった、効き目抜群、と、レビュー評価がよかったこちらのカメムシ博士。
リピーターの方も多いようです。
忌避剤ではなく、駆除・殺虫剤となりますので、忌避剤よりは取り扱いに注意が必要ですが、人体、ペットなどには安全な薬品として家庭用殺虫剤などに広く使用されているピレスロイド系殺虫剤で、昆虫や冷血動物の神経にのみ効果がある殺虫成分のため、 通常の使い方をしている限り全く安全とのことです。(サイト説明より引用)
殺虫成分ゼロで赤ちゃんやペットを飼っているご家庭にも安心。
-85℃の超冷気でイヤな虫を凍らせ瞬殺。
広角噴射ノズル採用で冷却効果もアップ。(サイト説明より引用)
カメムシが臭い臭いを出す前に瞬間冷凍して駆除可能なスプレーです。

4.カメムシの暮らしやすい環境を作らない
カメムシは果樹、野菜、穀物、観葉植物、野草など様々な植物の汁を吸って生きています。また、植物の葉っぱや茎、果実などに卵を産み付けるので、庭や近隣に草木や雑草が生い茂ると、カメムシが増殖しますので、しっかりと除草しましょう。
枯葉や落ち葉なども産卵場所となりますので、溜め置かずに掃除をし、処分しましょう。

カメムシのたまご まとめ

1ミリくらいの小さいきれいな薄い黄緑色の物体でしたが、やはりカメムシの卵とわかると気持ちの良いものではありません。
まずはカメムシが近寄らないように工夫すること、そして、それでも卵を産み付けられてしまったらティッシュや使い捨ての手袋などで取り除きましょう。

カメムシが増える時期は、繁殖が盛んになる秋なので、上記の嫌がる匂いを利用したり、防虫対策をする以外にも、部屋干しにする、洗濯物にカバーをかけるなどで対策するのもよいかもしれませんね。

【病害虫発生予察情報】

農林水産省が都道府県と協力して『病害虫発生予察情報』として情報提供しているようです。
カメムシの大量発生などの情報も『カメムシ注意報』として更新されているようですので、チェックしてみるのもいいと思います。
穀物、野菜、果樹などの農作物だけでなく、家庭菜園や花壇を守るためにお役立て下さい。

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